最近物忘れが多くなった? 家族の様子がなにか変? など、どこに相談したら良いのかわからないときは、まずはご連絡ください。専門の相談員が対応させて頂きます。
当院では、平成29年4月1日より、認知症疾患医療センター事業を受託致しました。これは、認知症についての相談や鑑別診断を行うことを中心に、かかりつけ医などの地域の医療機関と連携し、認知症の方ご本人及びご家族の方々へ支援を行うことが目的です。
認知症疾患医療センターとは? |
アルツハイマー病や脳血管疾患など、主に脳の病気が原因で現れる症状です。記憶障害、時間や場所が不確かになる見当識障害、言葉の理解の障害や手続き通りに物事を実行できないなどの中核症状と、元気がなくなる、幻覚・妄想・徘徊や不眠などの周辺症状があります。
軽度のうちはお一人で生活できる方も多くいらっしゃいます。長く自分らしい生活をしていただくためにも早期発見・早期治療が重要です。
認知症の9大法則 | |
介護に関する1原則 | |
上手な介護の12か条 |
家族介護者のたどる心理的ステップ ・つながりの再認識 ・認知症の人と家族介護者の心は合わせ鏡 |
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認知症の進行と心の変化 | |
病期とBPSDの頻度の関係 | |
発症期 | |
初期 | |
中期 | |
末期 |
1 | まずは認知症疾患医療センターにご連絡ください。専門のスタッフが相談に応じます。 |
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2 | ご本人とご家族には、これまでかかられた病気や介護状況などについて様子を伺います。 |
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3 | 専門医による診察を行います。 |
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4 | 必要に応じた諸検査を行います。 ・画像診断(CT、レントゲン)・血液検査 ・尿検査 ・心理検査 ・脳波検査 ※連携医療機関での検査をご紹介する場合がございます。 |
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5 | 鑑別診断を行い認知症と診断された場合、「認知症療養計画書」を作成しご説明を行います。 ※認知症療養計画書はご紹介頂いた、かかりつけ医の先生あてにお送り致し ます。 |
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鑑別診断の結果を基に、外来診察や入院治療、必要に応じて他院への紹介も含めて対応させて頂きます。
医療機関の皆様へ
● | かかりつけの医療機関が、紹介状を作成しセンターに紹介した場合 | ||
➡【認知症専門医紹介加算】が算定できます。 | |||
書式(認知症療養評価書) | (準備中) |
● | 認知症疾患医療センターで認知症と鑑別した患者さんについて、認知症療養計画に基づく治療を行い当該患者にかかる診療情報を文書で提供していただいた場合 | ||
➡【認知症専門医療連携加算】が算定できます。 | |||
書式(認知症療養評価書) | (準備中) |
● | 症状増悪時に当該患者の診療状況を示す文書を添えて紹介していただいた場合 | |
➡【認知症専門医療連携加算】が算定できます。 |